「実質24円」「2年で返却すれば安い」──iPhoneの広告でよく見る返却プログラム(4年分割)。実は乗り換えか機種変更かで、最初の2年間に払う金額が数万円単位で変わります。仕組みと金額の目安を、ドコモ・au・ソフトバンクでまとめました🌷
📑 この記事の内容
- 4年分割(返却プログラム)の仕組み
- 💰 最初の2年間の支払い比較(乗り換え / 機種変更)
- 📈 返却しないと、後半はいくら?
- 🧭 あなたはどのパターン?
- 🛒 ショップ購入とオンライン購入の違い
💡 先に結論: 最初の2年間の支払いは乗り換えがいちばん安く、機種変更はその数倍になります。ただし返却しない場合の後半の支払いは同じように重くなるので、「2年で返却する前提」で選ぶ仕組みです。
🔁 4年分割(返却プログラム)の仕組み
ドコモ・au・ソフトバンクが用意している「2年後に端末を返却すれば、残りの支払いが不要になる」プログラムです。前半の2年間は月々の支払いが小さく、後半の2年間に支払いが大きく残るのが特徴です。
ドコモいつでもカエドキプログラム
支払い方24回払い(残価設定型)
返却23か月目までに返却で、24回目の残価が不要
返却しない残価を24回に分割 → 約4年(49か月)払う
auスマホトクするプログラム+
支払い方24回払い(残価設定型)
返却13〜25か月目に返却で、最終回が不要
返却しない最終回を24回に分割 → 約4年(49か月)払う
ソフトバンク新トクするサポート+
支払い方48回払い
返却13〜24か月目(特典A)または25か月目以降(特典B)に返却で、残りが免除
返却しない48回払いが続く
※各社の公式ページで確認した内容です(2026年10月時点)。ソフトバンクの特典Aは、あんしん保証パックへの加入などの追加条件があります。
返却時の利用料
3社とも、返却時に最大22,000円の利用料がかかります(ドコモは原則22,000円で、機種により0円)。同じ会社で買い替える場合は、ドコモ・ソフトバンクは免除、auは同額を割引する仕組みがあり、auの買替特典は機種変更が対象で、乗り換え・新規は対象外です。
💰 最初の2年間の支払い比較
同じiPhone 17(256GB)を、返却前提で2年使う場合の目安です。
① 乗り換え(MNP)+返却
端末代が数万円値引きされ、毎月の請求はほぼ0円。返却時の利用料(最大22,000円)を2年で割った金額です。
② 機種変更+返却
au約8.3万(月約3,450円)
ソフトバンク約10.7万(月約4,450円)
ドコモ約11.2万(月約4,660円)
乗り換え向けの値引きがほとんどなく、同じ会社で買い替えるなら利用料は免除・還元されます。
③ 返却しない(使い続ける)
最初の2年間は変わりませんが、24か月目以降の支払いが続きます(利用料はかかりません)。
※金額は第三者メディアの調査(マイナビニュース、オールコネクト、2026年10月初旬時点)をもとにした丸めた目安です。乗り換え+返却の約2.2万円は、2026年11月3日時点の価格比較(まさもば・ちびめがね)でも同じ水準(ドコモ22,033円・au22,047円・ソフトバンク22,024円、いずれも返却時の利用料22,000円込み)であることを確認しています。機種変更の金額は10月初旬時点の目安です。機種・容量・契約条件(割引の適用条件、利用期間など)で変わるため、申し込み前に各社の公式ページで必ず確認してください。
💡 なぜ乗り換えが安い? 各社は他社から来るお客さんを獲得するために、端末代を数万円規模で値引きしています(第三者調査ではドコモ44,000円、au39,600円など)。機種変更はこの値引きが小さいため、同じ端末でも2年間の支払いに大きな差が出ます。
📈 返却しないと、後半はいくら?
前半の2年間は支払いが小さい分、後半に大きな支払いが残ります。たとえばauの公式例(機種代金120,000円)では、次のようになります。
| 期間 | 月々の支払い |
| 1〜23回目 | 960円(2年間で約22,080円) |
| 返却しない場合の25か月目〜 | 4,080円 × 24回(最終回の97,920円を分割) |
月額が約4倍に上がる計算です。ドコモも同じ構造で、iPhone 17 Pro 256GBの残価(2026年10月14日時点)は乗り換え・新規で110,880円、機種変更で97,680円。24回に分割すると月4,620円(乗り換え)・月4,070円(機種変更)になります。
返却しない場合の注意
× 前半が安い分、後半の月額が大きく上がる
× ドコモは乗り換えの方が残価が高く、後半の月額は機種変更より大きくなる例も(iPhone 17 Pro 256GB)
× 結局は、端末代の全額を払う形になる
🧭 あなたはどのパターン?
- 2年で返却して最新機種に替えたい+乗り換えもOK
→ 2年間の支払いが最も安い「乗り換え+返却」。返却時の利用料(最大22,000円)は考慮
- 同じ会社のまま2年で買い替えたい
→ 「機種変更+返却」。支払いは多めですが、買い替え時は利用料が免除・還元(auは機種変更のみ)
- 1台を4年以上使いたい
→ 4年分割だと支払いは約4年続くので、SIMフリー端末を一括(または24回払い)で買って格安SIMで運用する方法も比較を
- 2年ごとに乗り換えを繰り返したい
→ 毎回の返却時利用料がかかるため、その分を含めて総額を計算
🛒 ショップ購入とオンライン購入の違い
同じ返却プログラムでも、どこで買うかで手数料やサポートが変わります。機種変更の事務手数料(税込)は次のとおりです。
| 会社 | ショップ・店頭 | オンライン |
| ドコモ | 4,950円 | 無料 |
| au | 4,950円 | 3,850円 |
| ソフトバンク | 4,950円(ショップ受け取り) | 3,850円(自宅受け取り) |
※各社の公式ページで確認した機種変更の金額です(2026年10月時点)。ソフトバンクは、オンラインショップで「ショップ受け取り」を選んだ場合の金額です。乗り換え(MNP)や新規契約の手数料は別に確認してください。
💡 返却時の注意: ドコモは郵送で返却する場合、申込みの翌月末までに端末が届かないと、免除されるはずだった額と同額の違約金がかかります。オンライン購入で返却も郵送にする人は、期限に注意しましょう。
端末価格や割引は、販売窓口によって異なる場合があります。同じ端末で、ショップとオンラインの見積もり(手数料込み)を比べるのがおすすめです。
💴 頭金の違い
頭金は、分割にせず先に払う部分のことです。分割払いの対象は、商品代金から頭金を除いた金額になります。
🏬 ショップ・店頭
- ドコモの公式ページでは、頭金の金額は各販売店舗が決めるとされています
- 代理店(販売店)によっては頭金が発生します。同じキャリアでも店ごとに金額が違うため、見積もり時に必ず確認しましょう
- オンライン価格より約1万〜3万円高い金額で販売し、その上乗せ分を頭金として受け取る代理店もあります。この場合、端末の割引や「実質◯円」の表示が同じでも、当日に払う金額はオンラインより多くなります
- 頭金なしで契約したい場合は、頭金0円の店舗を選ぶか、オンラインでの購入も比べるのがおすすめです
💻 オンライン
- auのオンラインショップは、公式ページで「端末代金の頭金はございません」と案内されています
- ドコモ・ソフトバンクのオンラインでの扱いは、申し込み画面や公式ページで確認してください
🏬 ショップの金額は「サービス料」と考える
手数料や頭金・上乗せでオンラインより高くなっても、ショップでは手続きを任せられ、「こうしたほうが得」といったアドバイスももらえます。自分で手続きするのが面倒な人、不安がある人は、その差額を手続き代行・相談のサービス料と考えると納得しやすくなります。
目安:自分で調べて手続きできる人はオンライン、お任せしたい人はショップ。いくら上乗せされているかを事前に確認し、その金額に見合うかで選びましょう。
💡 頭金のポイント: 頭金を払うと、その分だけ分割で払う額が減り、月々の支払いは下がります(分割手数料が0%の場合、総額は変わりません)。ただし最初に現金で払う金額が増えるので、「実質◯円」や月額だけでなく、当日に払う合計も確認しましょう。ドコモでは、機種購入時にdポイントを使うと、まず頭金に充てられます。
✅ 申し込み前のチェックリスト
- 返却が必須か、いつまでに申し込めば特典が使えるか
- 返却時の利用料と、同じ会社で買い替えたときの免除条件
- 傷・故障があるときの追加費用(auは0円・2,200円・22,000円のいずれか。ドコモも査定基準あり)
- 返却しなかった場合の総支払額と、その月額
- 乗り換え割引がいつまで・どの条件で効くか
- ショップとオンラインで、手数料と頭金込みの見積もりを比べたか
- 代理店・店舗で頭金が発生しないか、購入当日に払う頭金・手数料の合計はいくらか(オンライン価格との差も確認)
❓ よくある質問
Q. 返却しないとどうなる?
A. ドコモとauは、24回目に残っている残価(最終回の支払い)を24回に分割して払い続けるため、支払いが約4年(49か月)になります。ソフトバンクは48回払いなので、そのまま48回目まで支払いが続きます。
Q. 乗り換えて返却すると利用料はかかる?
A. かかります。ドコモ・au・ソフトバンクとも返却時の利用料は最大22,000円です。同じ会社で買い替える場合は免除や同額の割引があります(条件は各社の公式ページで確認してください)。
Q. 最初の2年間は乗り換えと機種変更でどれくらい違う?
A. 2026年10月初旬の調査では、iPhone 17 256GBを返却前提で使う場合、乗り換えは月々ほぼ0円(返却時の利用料のみ約2.2万円)、機種変更は約8万〜11万円が目安です。価格や割引は変わるため、申し込み前に公式で確認してください。
Q. 2年後に返却しない場合の月額は?
A. 機種ごとの残価によります。ドコモのiPhone 17 Pro 256GB(2026年10月14日時点)は、残価が乗り換え・新規契約で110,880円、機種変更で97,680円なので、24回に分割すると月4,620円、月4,070円になります。
🎯 まとめ:2年間の支払いは「乗り換え」が最安、でも返却が前提
最初の2年間の支払いは、乗り換えなら約2.2万円、機種変更なら約8万〜11万円が目安です。ただしどちらも返却しなければ24か月目以降の支払いが続き、月額は大きく上がります。
「2年で返却して最新機種に替える」なら4年分割は有力な選択肢。「長く使う」なら総額を比べて、SIMフリー端末+格安SIMも検討してみてください ✨
※掲載の価格・条件は2026年10月時点の参考情報です。最新かつ正確な内容は、各社の公式ページ(ドコモ・au・ソフトバンク)でご確認ください。
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